水田学習
武蔵村山市の水田学習
水田学習の紹介
武蔵村山市は、野山北公園に約1160平方メートルの水田を所有しています。これを活用して体験学習の一環として、市内全小学校(9校)の5年生の児童が「もちごめ」を栽培する水田学習をおこなっています。児童は一年間をとおして、実際に田植え、田の草取り、稲刈り、脱穀を体験します。そして、最後には保護者の協力も得て、臼と杵でもちつきをします。
児童は、この学習により米作りの様子や苦労、工夫の大切さ及び勤労の尊さ、自然を愛する心を学んでいます。
「田んぼだより」平成24年
「田んぼだより」平成22年
「田んぼだより」平成21年
一年間の水田学習の主な流れは次のようになっています。
3−4月 田起こし
鍬を使って田んぼの土を耕します。(水田面積:約1160平方メートル) この時、腐葉土や鶏糞などの有機質肥料が土と混ざるようにします
4月下旬 種まき
「もちごめ」の種(種籾)を苗代にまいて、田植えができる長さ(15〜20cm)まで育てます。
苗代作り:まず始めに耕運機で耕します。
種まき:均一になるようにまきます。
5月 代かき
耕してある田んぼに水を入れ、耕うん機で更に土を細かくし水と混ぜてドロドロにします。最後にトンボ(T字形をした道具)を使って、田植えが出来るように田んぼの表面を平らにします。
耕耘機で耕します
土のかたまりを細かくします
耕した後、平らにします。
5月下旬―6月上旬 田植え
児童が代なわを使って等間隔に苗を植えます。
6月下旬―7月 田の草とり
児童が田植えの後に生えてくる雑草(一番草)を取ります。土の中に酸素を入れる効果もあります。
7−9月 水田管理
水の管理を行います。7月下旬には水を切る「土用干し」も行います。稲穂が出ると鳥から守るため、防鳥網を張ります。
10月中旬 稲刈り
児童が実った稲を刈り取ります。協力の保護者が束ねた「稲束」を児童が物干しのような稲架(はさ)にかけて干します。
稲刈りの様子
保護者の方に束ねてもらった稲を、物干しのような稲架(はさ)へかけます。
11月中旬 脱穀
稲束と機械を各学校に運んで行います。約50年前に製造された脱穀機をモーターで回して児童が順番に脱穀します。また、約150年前の「千歯こき」を使って脱穀の体験もします。その後、精米業者に運び精米します。
機械で脱穀
千歯こき(約150年前の道具)で脱穀
脱穀した稲を取り出します
12月―1月 もちつき
精米された「もちごめ」を使って、各学校で児童がもちつきをします。保護者や地域の方の協力を得て盛大に「もちつき大会」が行われます。工夫した「収穫祭」を実施する学校もあります。
1月−3月 次年度の水田学習の準備
あぜ道の修繕・田起こし・腐葉土作り・水路清掃などをして、次年度の水田学習に備えます。
【問い合わせ】教育委員会教育指導課 電話042−565−1111 内線434
